「不撤退の覚悟で発展させたい」 エアアジア・ジャパン、井手隆司会長講演【全文書き起こし(5)】

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2月15日に中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会が主催し、名古屋市内で行われた講演会で、エアアジア・ジャパンの井手隆司代表取締役会長が行った講演、「空港と地域の機能強化に向けて〜就航エアラインが地域に望むこと」の全文書き起こしをお送りする。井手会長は、就航時期や2016年から20年までの就航路線や機材計画をはじめとした経営計画などについて、詳細な説明を行った。

ゴールデンウィーク特別企画として約14,000字にわたる内容を5日間、5回にわけて配信する。(1)はこちら(2)はこちら(3)はこちら(4)はこちら(5)はこちら

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次に2018年ですね。ここで登場するのは(エアバスA)330です。先ほど皆さんにお話した通りで、単通路(機)の航空会社とそれから複通路(機)の航空会社があるということでお話ししました。エアアジア・ジャパンはエアアジアグループの中で唯一、両方の航空機を運航する航空会社として成立させようと思っております。これは単通路を使ってで近距離国際線、インバウンド、これで事業の安定化を図りつつ、今度は330の複通路大型機材を使って、日本のアウトバウンドを形成させていこうと思っております。そのためには、今まで日本のLCCもそうですが、近距離の国際線でしのぎを削っています。まあ正直言ってあまり利益にならない。競争が激しいために、労多くして利を得ずという状態が今後続くと思います。そのためにもエアアジアグループの単通路はエアアジアグループのシナジー効果を使って、インバウンドに特化させることによって、より多くのインバウンドを誘致しつつ、なおかつアウトバウンドの戦略は、LCCが今まで飛んだことがない太平洋、この路線に進出しようと思っております。明確にマーケットのセグメントを分け、インバウンドとそれから日本のマーケットのアウトバウンドを明確に交通整理することによって、効率的に、効果的に成長を遂げられるようなビジネスプランに置き換えております。

ちなみに2018年には中部からシンガポールにまず330が充分に飛べると同時に、これはあのETOPS(イートップス)と言いまして、太平洋を飛ぶ時、例えばハワイの時ですね。180分のETOPSと言いまして、飛行機が飛んで何か起こった時に180分以内に降りられるような、そういう体制を作らないとなりません。実際には60分というのが基本としてありますが、これを180分にしていくというのや、その体制づくり、申請、許可、大変な時間がかかります。一時は地上支援を受けられるように、シンガポールですと60分だと思いますので、このシンガポールに最初に飛びながら、180分に変えていくことによって、太平洋線に基礎作り。簡単に言えばエアバス330の大型機材は、中長距離用の基礎作りだという年に位置づけをします。2018年でおよそですねこれで11機体制になりますが、100万人を超えると思います。

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