旅に必要なモノ約9割が”スマホ” ヨーロッパ人が「歯ブラシ」と多く答えたワケは?

エクスペディア

エクスペディアは、世界19カ国、各国500名以上、計9,642名を対象に「旅行におけるモバイル利用」の意識調査を実施し、結果を発表した。

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「スマートフォンは旅の必需品か」、「スマートフォンは旅の質を上げるか」という2つの質問をしたところ、9割以上が「はい」と回答。また1位~3位全てがアジアの国だった。日本人も約7割が「スマートフォンは旅の必需品」と回答。統計上、日本のスマートフォン所有率は75%であることから、所有している人のほぼ全員が「旅の必需品」と感じていることとなる。一方、調査を行った19カ国ほぼ全ての国で、「スマートフォンは旅の必需品」と回答している人が過半数以上だったのに対し、スウェーデンだけは、過半数を下回る40%だった。次の調査結果から見ても、欧米の人のほうがアジアの人に比べてスマートフォンを旅に重視していないことが分かっている。

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「旅で最も必要なもの」を聞いてみると、地域ごとで大きく傾向が分かれる結果に。アジアと中南米の人達は「スマートフォン」と答えている一方、ヨーロッパの人達は「歯ブラシ」、アメリカの人達は「運転免許」と回答。これは、ヨーロッパではアジアに比べて歯ブラシを置いているホテルが少ないこと、そしてアメリカでは国内旅行が多くその際にレンタカーをする人が多いことが、結果に影響していると考えられる。

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また、日本人に「旅で最も必要なものは?」という質問をした回答は、1位がスマートフォン、2位が運転免許、3位が歯ブラシ、そして旅行ガイドブックとタブレットが続く結果となった。「運転免許」と回答した人は世界平均では3割なのに対して日本人は5割と高くなっている。このことは、日本人にとって人気の旅行先が、国内では沖縄や北海道、海外だとハワイと、いずれも運転がしやすい場所であることが、この結果に影響した可能性が考えられる。

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