カタール航空、関空線きょうで運休 就航から11年で

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カタール航空は、大阪/関西〜ドーハ線をきょう3月31日の大阪/関西出発便をもって運休した。

理由は「商業上の理由」としている。大阪/関西〜ドーハ線を2005年3月31日に就航し、カタール航空として日本へ初めて乗り入れた。4月以降は、日本の就航空港は東京/羽田・東京/成田の2空港となる。大阪/関西からは、カタール航空と同じくワンワールドに加盟する日本航空(JAL)の東京/羽田線やキャセイパシフィック航空の香港線で共同運航(コードシェア)を行っており、カタール航空便に乗り継ぎが可能となる。

同路線はエアバスA330-200型機で毎日運航していたものの、1月12日から週7便から5便に減便している。カタール航空ではカスタマーサービス部が予約客に対しては振り替え対応を行っている。

2015年2月3日には、ロイター通信が日本線撤退を検討していることを報道していたものの、直後の2月20日に行われた「日本・カタール経済フォーラム」で、アクバ・アル・バクル最高経営責任者(CEO)が運航継続を表明していた。

これにより、大阪/関西発着で中東への直行便を運航するのはエミレーツ航空のみとなった。

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