エアアジアX機、急病人でバリに2度緊急着陸 丸一日以上足止め

エアアジア

クアラルンプール発ゴールドコースト行きのエアアジアX航空機が、急病人のためバリに2度緊急着陸し、丸一日以上足止めされる出来事があった。現地メディアなどが報じた。

2月15日午後9時40分(現地時間、以下同)にクアラルンプールを出発したエアアジアXのD7206便が、機内で急病人が出たため、バリ島のデンパサール空港に緊急着陸した。

同便は16日午前2時30分にデンパサールを出発。ところが数時間後、機内で2人目の急病人が出たため再び引き返すこととなり、午前5時26分にデンパサールに再着陸した。再出発時刻は午後11時とされ、乗客にはホテルが手配された。多くの乗客は出発時刻に合わせて午後8時には空港に戻ってきたものの、3人の乗客が現れず、当局が出発を拒否。さらに離着陸制限時間のために出発ができなくなり、乗客は何時間も待たされることとなった。

17日午後2時30分、同便は約33時間ぶりにようやくデンパサールを出発したが、長時間空港で待たされた乗客からは、「詳しい案内がなかった」「水も食料もなく24時間以上待たされた」などと不満が噴出した。エアアジアXは、「地上職員が対応し、水や食料、入国ビザ、ホテル、移動手段の手配を行った」としている。

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