トリバゴ、自社ビルを建設し本社を移転へ 再拡張用地も確保

トリバゴ(torivago)

世界最大級のホテル料金比較サイトを運営するトリバゴ(trivago)は、新しい自社ビルを建設し、2018年に本社を移転する計画を発表した。

トリバゴはドイツのデュッセルドルフに拠点を起き、2012年以降222%の成長率を記録し、2015年の売上は約5億米ドル(約584億円)となった。多国籍チームは950人にまで増えている。

新しい自社ビルは6階建てで2,000人を収容。デュッセルドルフの建築事務所sop-architektenが設計し、内部には26,000平方メートルの広大なオープンスペースが出来る予定。さらにこのビルに隣接して、1,500人を収容できる16階建てビルを建設できるスペースも確保した。現在の本社と同じく、独創的なテーマの会議室とキッチンを設けるほか、ボルダリング、クラヴ・マガ、エアリアルヨガなど社員のスポーツアクティビティへの支援も積極的に継続する。ランチや有機栽培の果物は無料で社員に提供し、屋上庭園や近隣の公園でランチをとることもできる。

ロルフ・シュルウムゲンツ社長は、「地下に社員を移動させようかとも思いましたが、キャンパスを建築する方が良いのではないかと判断しました」と冗談交じりに述べている。また、グローバル広報担当のシドニー・バーディック氏は、「当社の目標は、世界中から最も優秀な人材を引き付けること。そのために、63の異国籍のスタッフが同じオフィスで働きながらも、誰もがアットホームのような快適さを感じられるよう工夫することが本当に重要なのです」と話した。

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