大阪モノレール、門真市から約7キロ延伸で4線に接続へ 2029年度にも

大阪府は1月15日、戦略本部会議で大阪高速鉄道が運行する大阪モノレールを延伸する方針を固めた。

延伸となるのは、門真市〜門真南〜鴻池新田〜荒本〜瓜生堂駅間の全長9キロメートル。門真南駅で地下鉄鶴見緑地線、鴻池新田駅でJR学研都市線、荒本駅で近鉄けいはんな線、瓜生堂駅で近鉄奈良線に接続する。延伸区間は1日37,000人が利用する予測。事業費は約1,050億円で、インフラ部分の約740億円を国と大阪府、東大阪市、大阪市が負担。インフラ外部の約310億円は大阪高速鉄道が負担する。2029年度に開業を予定し、開業14年後にあたる2042年度に単年度黒字化、開業32年後にあたる2060年度に累積損失解消となる見通し。

大阪モノレールは大阪府が出資する第三セクター。2路線を運行しており、利用者数は年々増加している。