下地島空港のターミナル建設、三菱地所が提案 国内線LCCなど誘致へ

下地島空港

三菱地所は、沖縄・下地島空港に旅客ターミナルを建設し、国際線と国内線、プライベートジェットの受け入れを行う計画を沖縄県に提案した。

2015年3月に、三菱地所が下地島空港と周辺用地利活用事業の候補事業者に選定されており、検討を進めていた。国際線と国内線の格安航空会社(LCC)を誘致する計画で、宮古島まで直線距離で20キロであることや、宮古島と下地島に隣接しており、伊良部大橋で結ばれている伊良部島からも近いことから、年間130万人が利用する宮古空港とともに宮古諸島の観光活性化を目指す。

下地島空港は、1994年に旧南西航空(現日本トランスオーシャン航空)が定期便から撤退。その後、パイロットの訓練のために使用していたものの、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が訓練を終了。その後は琉球エアーコミューターと海上保安庁が訓練に使用している。発着数が激減したことから、利活用を行う事業体を公募していた。

事業決定が行われた場合、2017年1月から2018年4月まで新築工事を行い、2018年5月の開業を予定している。

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