ANA、日米合意後に岩国線増便へ 東京/羽田線と沖縄/那覇線

岩国空港

ANAホールディングスの伊東信一郎会長が12月17日、岩国市を訪れ、岩国市が要望している岩国空港の2枠の増便の用意があると伝えたことがわかった。2枠のうち1枠は東京/羽田線、1枠は沖縄/那覇線とみられている。

岩国空港は12月13日に開港から3周年を迎えた。ANAが東京/羽田線を1日4便乗り入れているものの、搭乗率は想定より高く推移。アシアナ航空機の広島空港での事故の際には暫定的に許可を受けて一時的に増便も行った。開校当初は付近の山口宇部空港や広島空港の利用客減少が懸念されていたものの、影響は限定的だった。JR岩国駅までバスで10分と近く、場合によっては広島県内であっても岩国空港を利用した場合のほうがが早く目的地に到着することができることもある。

岩国空港は米軍岩国基地として、アメリカ海兵隊は運営していることから、日米間の合意が行われた後、増便ができるようになる。読売新聞によると年内にも決定される見通しであることから、早ければ2016年3月の夏ダイヤから増便される可能性もある。

詳細はこちら