海外からの身体の不自由な旅行者のための相談窓口「Accessible Travel JAPAN」が開設

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特定非営利活動法人日本バリアフリー観光推進機構は、海外からの高齢者や障がい者等からの相談に対応できる「Accessible Travel JAPAN」を開設した。

「Accessible Travel JAPAN」は、近年の外国人観光客増加に加え、2020年のオリンピック・パラリンピックをきっかけに、障がい者や高齢者を含む旅行者が急増することを見越して、成田空港と羽田空港を経由して全国各地へ訪れるバリアフリー観光を想定し、必要に応じて連携旅行会社の仲介を行う一元的な相談センター。

開設のきっかけは、観光庁が訪日外国人旅行者向けユニバーサルツーリズム情報発信事業で、海外の高齢者や障がい者等からの相談に対応できる体制構築に向けた検討をしたことによるもの。日本バリアフリー観光推進機構の会員である各地のバリアフリーツアーセンターは、「パーソナルバリアフリー基準」と称する観光地版ユニバーサルデザインの基準を採用している。この基準の下、旅行者個々の事情やニーズに合わせてアドバイスを行っている。今後は英語以外の多言語化および対応地域の拡大を推進し、世界各国から訪れる旅行者誰もが安心して旅行できる「日本のおもてなし」を実現する。

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