乗り継ぎでも液体物の購入可能に 国内3空港で「STEBs」の取扱開始

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国土交通省は、空港内免税店で100mlを超える液体物を購入後に乗継ぎができるようになる「STEBs」の取り扱いを、成田空港、関西国際空港、中部国際空港で開始した。

「STEBs(Security Tamper Evident Bags)」は、液体物に対して不正な行為が行われていないことが確認できる、国際的に仕様が定められた特殊な袋。「STEBs」を乗り継ぎ空港の保安検査前に開封すると、「STEBs」に開封した痕跡が残り、液体物の安全性が確認できないことから、空港内免税店で購入した液体物であっても、保安検査場を通過することができなくなる。

「STEBs」を使用することで、海外の空港で国際線から乗り継ぐ乗客も、空港内免税店で100mlを超える酒・化粧品等の液体物を購入できるようになる。ただし、購入時に酒・化粧品等の液体物を「STEBs」に入れ、乗り継ぎ空港で保安検査を受けるまで開封しないことが必要であるほか、乗り継ぎ空港が「STEBs」に対応している必要がある。

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