ANA、シドニー線初便を「R2-D2 ANA JET」で運航へ

R2D2-HND1

全日本空輸(ANA)は、12月11日に開設する東京/羽田〜シドニー線の初便を、「R2-D2 ANA JET」(ボーイング787−9型機、JA873A)で運航することを計画している。

「R2-D2 ANA JET」は、10月16日の東京/羽田〜バンクーバー線より定期便への投入を開始。10月中旬から11月下旬は主に東京/成田〜サンノゼ線、12月初旬は主に東京/成田〜シアトル線、12月中旬以降は東京/羽田〜シドニー・ジャカルタ・北京・ミュンヘン・パリ線などに投入する計画。

東京/羽田〜シドニー線は、東京/羽田を夜に出発、朝に帰着するダイヤでの運航することにより、国内線とスムーズな乗継が可能で、利便性が大きく向上する。機材はビジネスクラスにフルフラットシートを装備したボーイング787-9型機。運賃の案内と航空券の予約・販売の開始は8月頃を予定している。

日本からは毎年30万人超のオーストラリアへ渡航していることに加え、オーストラリアから日本への訪問者数も2014年には30万人を超え、過去5年間で3割以上増加している。

シドニーは、今年度に就航を開始するヒューストン、クアラルンプール、ブリュッセルに続く4番目の新規地点となる。ANAは現在、北米・欧州・アジアの路線拡充を進めており、東京/羽田~シドニー線の就航により国際線ネットワークはオセアニアにも拡充される。

■ダイヤ
NH879 東京/羽田(22:10)~シドニー(09:35+1)
NH880 シドニー(21:30)~ 東京/羽田(05:05+1)

詳細はこちら