【搭乗レポート】重慶〜東京/成田/春秋航空日本 IJ1022便(エコノミークラス)

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春秋航空日本は、2月13日の東京/成田〜武漢線に続き、2月14日に東京/成田〜重慶線に就航した。重慶発東京/成田行きの初便に搭乗したので、搭乗レポートをお送りする。シートや座席ポケット内の冊子など、往路の東京/成田〜武漢線と重複している部分は省略した。

重慶江北国際空港では国際線専用のターミナル1を使用する。空港と市内とライトレールで結ばれているが、ライトレールの駅は国内線専用のターミナル2に直結しているので、利用するためには徒歩、もしくはターミナル間無料連絡バスで移動する必要がある。

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国際線到着ロビーを出てすぐ右手に無料連絡バス乗り場がある。

IJ人混み

国際線ターミナルはコンパクトな作りで、チェックインカウンターがあるエリアには特定の時間にならないと入れない仕組みになっている。東京/成田行きの便が出発する時間帯は、他社のマカオ便や香港便、台北/桃園便と重なっており、旧正月の連休の最終日ということもあり非常に人が多かった。出国審査や保安検査場のレーンが混む可能性があるので、時間に注意する必要がある。

IJ復路チェック

チェックインカウンターは第1ターミナルの1B05から1B08カウンターを使用している。搭乗手続きは重慶発は出発時刻の110分前から45分前まで、東京/成田発は武漢線と同じく出発時刻の2時間前から45分前までとなっている。

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ボーディングパスは空港会社のデザインのものが使用されている。

IJ往路ゲート

搭乗口は8番搭乗口で沖止めでだった。機体はターミナルのすぐそばに駐機されていたが、バスでの移動となり、所要時間はおよそ15秒ほどであった。車内には苦笑が広がっていた。

シートは、往路の武漢線と同じく右側の窓側5Fを事前に選択。定刻から約50分遅れで出発した。

IJ機内食

機内販売が始まったので、復路では、「ふんわりふわふわ親子丼」を「栄川」セットでオーダーした。「栄川」は東北の酒で、春秋航空日本のオリジナルの升が付属しており、国内線搭乗時でも購入可能となっている。「ふんわりふわふわ親子丼」は、若干味が薄く感じたが、その名の通りふわふわでおいしかった。機内販売をかなり盛況だったようで、商品によって出来上がりのスピードに差があった。

機内アナウンスは中国語だけであったり日本語だけであったりはしたものの、英語のアナウンスはほとんどなかった。

定刻から約10分遅れて成田空港に到着した。低気圧の影響はそれほどなく、大きな揺れは感じなかった。

春秋航空日本が、日本の格安航空会社(LCC)として初の中国路線を開設したことによって、成田空港から中国内陸部に気軽にアクセスできるようになった。この新規路線の開設によって、中国からの訪日旅行客が激増する一方で日本から中国への旅行客は減少傾向にある現在の風向きを変え、他の日本のLCC3社全てが就航している台北線や香港線に次ぐ、日本人旅行客の新たな定番の旅行先として定着して欲しいと思う。春秋航空日本は、日本と中国を結ぶ路線を強化するということで、今後の路線展開から目が離せない。

■ダイヤ
IJ1021 東京/成田(09:05)〜重慶(14:20)/火・木・金・日
IJ1022 重慶(15:25)〜東京/成田(20:35)/火・木・金・日

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