フランスからの風、今年も横浜に。「横浜フランス月間2016」

今年で12回目を迎える「横浜フランス月間」。初夏の横浜はトリコロールに染まります。

(C) Adeline Carrere 《 Les Têtes d’Or》, Artiste peintre Diana Torok

フランスと横浜の蜜月は続く
 1859年に開港し、いちはやく外国との窓口となった横浜には西洋の国が続々と商館などを構え、横浜も新しい外国文化を吸収していきました。フランスはその中でも横浜に影響を与えた重要な国のひとつです。
フランスの領事館跡は元町の高台にあり、今でも親しみを持って市民からフランス山と呼ばれています。
そんな歴史的背景のもと、1990年にアンスティチュ・フランセ横浜が開館します。
 現館長のジュリエット・ドゥ・シャルモワさんは「横浜とフランスは絶えず交流がありました。お互いにより深い関係を築きたい、と開館の運びとなったのです。2005年からは『横浜フランス月間』が始まり、フランス文化や美食を紹介するこのフェスティバルは、横浜を彩る恒例イベントのひとつとなりました」と語っています。

■若き写真家が捉えたフランスの大地の恵み■

今年も魅力的なプログラムが並ぶ中で、必見の展覧会が写真展「フランスの大地と若き写真家の眼差し」
フランスのビジュアル・アート教育の最高峰であるパリのゴブラン校で学ぶ学生たちが、それぞれ「フランスの大地」というテーマで撮り下ろした写真展です。
フランスの美食文化を支えるのは「テロワール」と呼ばれる大地からの恵み。
各地方の特徴をはじめ、ライフスタイルからテーブルコーディネートまで、フランスの豊かな美食文化を若きアーティストたちは愛情を持って捉えています。「詩的でありながら、おいしそうな作品を通じて、フランスの美しい地方を発見してみてはいかがでしょうか」とジュリエットさんもおススメです。

■印象派の画家として、フランスで活躍したアメリカ女性の軌跡■
《母の愛撫》1896年頃、 油彩・カンヴァス、38.1×54.0cm、フィラデルフィア美術館蔵 Courtesy of the Philadelphia Museum of Art, Bequest of Aaron E. Carpenter, 1970

 メアリー・カサット(1844~1926)はアメリカで生まれ、画家を志してフランスに渡りました。フランスでドガと出会い、印象派の画家として活躍します。また晩年、アメリカに印象派を広く紹介したのもカサットでした。
「母子像の画家」とも言われた彼女が描いたのは、19世紀後半のパリに暮らすブルジョワジーの女性たちの日常でした。
彼女たちと同じ空間で暮らし、同じ時間を過ごした女性画家だからこそ描けた、人のぬくもりや生活の気配が、見る者を画面の中の世界に引き込みます

■子どもたちの遊ぶ姿を捉えたフランスの画家の温かいまなざし■
ポール・ルヌアール版画集『動き、身振り、表情』より。《輪遊びをする少女前方》

作家・大佛次郎(1897~1973)はたくさんのフランスに関する書籍や資料を集めていました。その中にフランス19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した画家ポール・ルヌアール(1845~1924)の版画があります。横浜フランス月間にあわせ、版画集『動き、身振り、表情』(1907)よりフランスの子どもたちが遊ぶ様子を描いた版画6点を初公開します。
同期間中、大佛次郎記念館ではテーマ展示、磯貝宏國コレクションvol.2「鞍馬天狗ワンダーランド-昭和のあそび」が開催中です。日本とフランス、子どものあそびを比べてみるのも一興です。

♪ ここでも「フランス月間」♪
横浜みなとみらいホールでは、期間中6月7日(火)~7月14日(木)まで、エントランスのMUSE SHOPでフランス月間を展開。《音楽と楽しむ おうちビストロ、サロン・ド・テ》をお楽しみいただけます。コンサート後もお家で音楽を楽しむ時間にフランスの風を…。プラスαの商品を取りそろえお待ちしています。

【多様なイベントが盛りだくさんの「横浜フランス月間2016」】
他にも、ジャジーな歌声で今フランスで大注目のカメリア・ジョルダナが登場するオープニング・コンサート、バルバラ・キャデのアート展覧会、『アメリ』や『夏時間の庭』が無料で鑑賞できる「週末フレンチ・シネマ上映会」、ワインやシャンパン、チーズなどの試食セミナー、生粋のパリジェンヌであるアンスティチュ・フランセ横浜館長によるファッション・セミナー、コンサートや講演会などが目白押し!

詳しくはこちら→http://www.institutfrancais.jp/yokohama/events-manager/mdf2016/

「フランスで夏の間あちこちで開催されるフェスティバルのように、気軽に家族や友人と楽しんでいただきたいですね。フランスの雰囲気に浸ってください」とジュリエットさん。

ぜひ初夏の横浜で、フランス文化の香りを存分にお楽しみください。

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