JAL、ボーイング777型機一部運航停止で機材変更 ファースト・クラスJで座席不足も

JAL(ボーイング777-200型機、JA8979)

日本航空(JAL)は、国土交通省による一部のボーイング777型機の運航停止指示による機材変更を実施する。一部便ではファーストクラス・クラスJの座席不足が生じており、変更への協力を呼びかける。

国土交通省は2月21日、ユナイテッド航空のボーイング777-200型機のエンジントラブルを受け、国内で同系列のエンジンを搭載した機体の運航停止を指示した。プラット&ホイットニーのPW4000系列のエンジンを搭載したボーイング777型機。JALは13機保有している。

JALの運航状況画面などでは、22日の東京/羽田〜大阪/伊丹・札幌/千歳・福岡・沖縄/那覇線を中心に、機材変更によりファーストクラス・クラスJの座席が不足している便が発生していることから、変更に協力する乗客を募っている。

JALは、新型コロナウイルスの影響による減便を行っており、上位クラスの座席数も通常と比べて少なくなっている。運航を停止する機材では、ファーストクラスやクラスJの座席数が多いため、機材変更によって座席数が逼迫しているとみられる。

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