エアアジアグループ、日本事業見直しへ ロイター通信報道

トニー・フェルナンデス

エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、日本での事業を見直すことを明言した。ロイター通信が伝えた

新型コロナウイルスの感染拡大による影響が続いており、銀行融資で15億マレーシア・リンギット、投資家から10億マレーシア・リンギットを調達できる見通しを示した。日本での事業継続は検討中であるものの、インドでの事業は変わらないという。

トニー・フェルナンデスCEOは、「日本については私たちが真剣に考えなければならないと思います。もし私たちが多くの現金を持っていたら、おそらく継続するでしょう。近いうちに日本についての決定が下されると思います。」と記事中でコメントしている。

現在のエアアジア・ジャパンは、2014年に設立し、2017年10月に運航を開始した。楽天やノエビアホールディングス、アルペンなどが出資している。現在は、名古屋/中部〜札幌/千歳・仙台・福岡・台北/桃園線の国内3路線、国際1路線を運航している。