【搭乗レポート】東京/成田~オークランド/ニュージーランド航空 NZ90便(プレミアム・エコノミー)

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世界で初めてボーイング787−9型機を受領し、2014年12月から東京/成田〜オークランド線に投入を開始したニュージーランド航空。8月10日からは全便を同型機で運航するほか、12月からは週10便に増便も行う。

パリエアショーで発表された「World’s Best Premium Economy Class Airlines」では、最優秀のプレミアム・エコノミーにも選ばれ、シートや食事の評価も高い。

今回、ニュージーランド航空の東京/成田〜オークランド線のプレミアム・エコノミーに搭乗したのでレポートをお送りする。

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搭乗手続きは、成田空港第1ターミナルのチェックインカウンター「J」で行う。ビジネスクラス、プレミアム・エコノミー、オンラインチェックイン、エコノミークラスと分かれており、スムーズにチェックインできた。

搭乗券はオークランドからの乗り継ぎ便も発券される。預け入れた手荷物はオークランドで一旦受け取り、税関を通過後に再度預け入れる。国内線に乗り継ぐ場合は国内線ターミナルまで荷物を持っていく必要はなく、国際線ターミナルで再度預け入れが可能だった。

乗り継ぎ時間が短い場合に、国際線ターミナルで預け入れた国内線の乗り継ぎ便に積み込む手荷物が間に合わないことが時々あるという。国内線ターミナルで預け入れたほうがロストバッゲージの可能性は低い。

プレミアム・エコノミー利用の場合は、荷物は優先引き渡しとなり、タグが付けられた。

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搭乗ゲートは42番で、第4サテライトの端。

プレミアム・エコノミーの利用ではラウンジの利用はできないものの、スターアライアンスゴールド会員は、ANAラウンジやユナイテッドクラブの利用が可能。最寄りは第4サテライトのANAラウンジとなる。

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ニュージーランド航空のボーイング787−9型機は、ビジネス・プレミアが18席、プレミアム・エコノミーが21席、エコノミークラスが263席の3クラス計302席を配置しており、エコノミークラス前方窓側の一部の座席は、3席をフルフラットにすることができる「スカイカウチ」となっている。

プレミアム・エコノミーは「2-3-2」のシート配列で3列の計21席。シートピッチは104センチと、エコノミークラスの79センチから81センチに比べて最大25センチ広いため、リクライニングを最大にしていても窓側の人が通路に出られる程の余裕がある。

プレミアム・エコノミーとエコノミークラスの間にはカーテンが引かれており、トイレは後方の1ヶ所を利用できる。

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管制指示で成田空港の離陸までに約50分、水平飛行後には夕食が提供される。

提供される食事は、ニュージーランドを代表するスターシェフ、ピーター・ゴードン氏監修。他の航空会社ではプレミアム・エコノミーはエコノミークラスの食事が多いものの、ニュージーランド航空ではビジネスクラス寄りのメニューとなっているのが大きな特長。

まずは前菜の「シーバスと燻製ホタテのリエット 黄色ピーマンととんぶりのソース添え」、デザートの「チョコレートムースケーキ バニラクリームとチェリーのクゥーリー添え」のプレートが提供される。パンは、「ガーリックブレッド」「くるみロール」「オニオンブレッドロール」の温かいパン3種類やバター、ジャム、ニュージーランド産オリーブオイルがカゴから自由に選ぶことが出来る。

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上が洋食の「牛肉の煮込み パンチェッタ入りマッシュポテト」、下は「和食のカレイの煮付け」。また、「鶏むね肉、ローストチョリーソのマッシュ、いんげん、ヘーゼルナッツ、焼き野菜のマリネ添え」の3種類から選ぶことができる。

複数のニュージーランド産プレミアム・ワインも合わせて提供される。

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座席モニターは11インチでビジネスクラスと同じ大きさ、エコノミークラスより2インチ大きい。

音楽や映画などの日本語のコンテンツは少なめ。画面を消すボタンを押すと「画面を消す」だけではなく「起こさないでください」ボタンも現れるため、到着までぐっすり寝ていたい場合には便利。

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後方ギャレーでは、クッキーやスナック、水のボトルがセルフサービスで提供されていた。水は座席に1本セットされている。

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東京を出発すると、太平洋沖に出て、ヌーメアなどの上空を通過してオークランドに向かうルートを飛行する。

飛行時間は10時間50分で、オークランドに到着するのは日本時間の午前6時頃。少々寝不足気味で搭乗して、早めに眠れるようにしておくと楽かもしれない。

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シートポケットには、セーフティガイドのほか、スリッパやヘッドフォン、有料の機内食メニューが入っていた。

さらに、アメニティキットの中には靴下、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、ボールペンの5点セットが入っており、持ち帰りも自由。ビジネスクラスのものにはクリーム2点が入っていたほか、ケースも異なっている。

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オークランドと東京の間には3時間の時差があり、オークランドに到着する午前8時40分の2時間前から朝食の提供を開始する。

到着前の食事は、シリアル、ヨーグルト、フルーツから。

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クロワッサン。ジャムやバターも選べる。

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さらに、和食は「焼き魚(鮭)、だし巻き玉子、和風野菜の旨煮、ご飯」、洋食は「ハーブオムレツ、仔牛のソーセージ、ローストポテト、オニオンソテー、ローストトマト添え」「ポーチドエッグ、コーンビーフ入りハッシュドポテト、ほうれん草のソテー、オランデーズソース添え」の計3種類から選択できる。ボリュームたっぷり。

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ほぼ定刻でオークランドに到着。最前方のドアから降機する。ビジネス・プレミア、プレミアム・エコノミー、エコノミーの順が厳格に守られており、スムーズに入国審査に進むことができる。

飛行時間は10時間以上、深夜便であったにもかかわらず、あまり疲れを感じることなく、少し肌寒いオークランドに降り立った。

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