スカイマーク、エアバスA330-300型機のリース契約解除か すでに5機を導入

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スカイマークが、2014年に導入した中型機、エアバスA330-300型機のリース契約を解除したことがわかった。読売新聞が伝えた。

エアバスA330-300型機は、全席がプレミアムシートの「グリーンシート」を搭載し、2014年6月から、東京/羽田〜福岡・札幌/千歳線に投入。幹線に投入することで、従来は満席近い搭乗率で取りこぼしていた利用者の獲得や、無料Wi-Fiや電源サービスでビジネスの需要も見込んでいた。

導入を予定していた10機中5機を導入していたものの、民事再生法の申請に伴い、2月1日からは機材をボーイング737-800型機に小型化することで搭乗率の改善を図り、経営を再建中。現在、同型機は5機全て、羽田空港に駐機している。

1月に開いた会見で、有森正和社長は、「A330の使い方は、一番いい形をリース会社含めて協議している。」と話しており、リース料の引き下げや契約解除の交渉を行っているとみられていた。また、井手隆司会長は、「これからの交渉になるが、A330を運航する航空会社にすでに(サブリースの)アプローチをしている。リース会社との協議が大変重要。出血が大きいので、即止めてB737に切り替えないと会社が持たない。そういう状況であるということ。」 とコメントしていた。

スカイマークが行っていた支援企業の募集では、同型機の処遇がひとつのキーポイントとなっていた。支援に名乗りを上げたエアアジアは、国際線で使用することを一部で報じられていたものの、名古屋/中部〜クアラルンプール線などの不採算路線から撤退するなど、好調とはいえない。また、同じく支援スポンサーに応募した、全日空(ANA)をはじめとした日本の航空会社は同型機を運航しておらず、リース契約の解除で、一つ難題を乗り越えたと見られる。

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