「”クラスJ”はライバルになるかも。」 西久保愼一社長の単独インタビュー全文書き起こし(後編)

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6月14日に、エアバスA330型機初便機内で、スカイマークの西久保愼一社長に行った単独インタビュー一問一答は次の通り。前編はこちら


-エアバスA330型機の「グリーンシート」ですが、客層はどのあたりをターゲットにしていますか。

やはりビジネスマンが中心になっていくことになると思います。

まぁ、これは今までもそうであったのですが。

-エアバスA330型機で運航する便に関しては、搭乗率はどれくらい欲しいと考えていますか?

年間を通して80%を目指したいのですが、まだその数字は読みにくいですね。

-このシートを今後初めて利用する方には、何処に注目して欲しいと思っていますか?

それはなんと言っても快適さです。

このシートで福岡まで行かれるお客様は、快適に眠っていただけるのではないかなと思っております。是非、背もたれを目一杯倒してもらいたいと思っております。

-この福岡線では、日本航空(JAL)が先んじて新機材を導入してきましたが、シェアを奪われるであるとか、あるいはライバルになるといった様にお考えですか?

ターゲットとしては、日本航空さんの“クラスJ”に相当するシートですので、そういったお客さんではライバルになるかもしれません。

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-LCC等がパイロットをはじめとする人材不足で欠航等が出ていますが、御社では対策等は行っておりますか?

それに関しましては、やはり社歴が長いですから、人数管理についてはそれなりのものがございます。パイロットの数で困っているといったことはないです。

-今回就航が遅れた最大の原因は何だとお考えですか?

それはやはり、飛行機にあたっては運航に関わる規定をたくさん作るんです。やはり新しい機体ですので新たな規定を作ったのですが、その細かいところでつじつまが合わないところが出てきまして、それを指摘されましたので、修正するのに時間がかかりました。

-不採算に見える成田線であるとか、米子線といったものは今後見直すと言うことはございますか?

継続します。成田に関しましては便数ですとかですね。米子に関してはまだ始まったばかりですのでこれから認知度を上げていくといった感じです。

-米子に関してはANAがさらに値下げをしてきて、宮古でも同じようなことが起こりましたが、地元からは現在のところ歓迎されているようですが、搭乗率が今後下がるということも可能性としては考えられるわけですが、そうなった場合は以前減便した様な形になることも考えられますか?

宮古の減便は稼働率の問題ではなく、機材の問題で減便していました。今後、撤退するつもりはありません。

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-茨城の便は利益が出ていますか?

トントンですね。空港自体もできたばかりですから、地元に定着するまでもう少し時間がかかると思いますけども。

-茨城県民が茨城空港を使わないといったことがあると思うんですけれども、そこに対してスカイマークさんとしてどのような対策をとっていますか?

うち営業の努力不足ですね。

-茨城県内からのアクセスがあまりよくないと行った意見もありますが。

そこはお客さんが選ぶことですから、こちらとしてはそれ以上のものは提供しないということですね。

-では、話題を作ると言った観点においては今回の客室乗務員のユニフォームは成功しているといえると思うのですが、最初からそういった目算があったのですか?

まず、飛行機ってものは元々はファーストクラスしかなかったわけですね。

非常にゆったりしたシートを提供していたものが、いつの間にかどんどんぎゅうぎゅう詰めになってしまったんですね。

そういう意味で、ちょっと昔の雰囲気を思い出して欲しいなと思いまして、ユニフォームに関しても帽子を用意するなどして、空間の演出の一環として行ったわけです。

ミニスカートに関しては、以前、日本航空さんも行っていましたからね。それで用意したのですが、ちょっと話題になりすぎてしまいました。

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-では、ユニフォームは雰囲気を作るために導入したんですね。それにおいては成功しているとお考えですか?

そうなりますね。

ただ、少々成功し過ぎてしまったというところですかね。話題になり過ぎました。

-乗員を募集して、海外で研修をしているという話を伺ったのですが、進捗の方はどうでしょうか。

それに関しては順調ですよ。新卒の学生を採用して、40名ほどですね。実は、昨日までアメリカのそちらの施設に行っておりました。

-それは、エアバスとボーイングどちらの便に乗せるかなどは決まっていますか。