往復きっぷを買うより安い?宿付きフリープランを使ってみよう!

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今日ご紹介したいのは、旅行会社が企画する「フリープラン」だ。

 
フリープランとは、旅行商品の一つであり、「往復の交通機関+宿」がセットになった商品だ。一般に観光名所見学ツアーなどは付いていないことが多い。
 
従来の旅行会社が企画する旅行商品と言えば、添乗員が案内するタイプのツアーなど、個人の自由が利かないタイプのものが多かった。しかし、昨今の旅行スタイルの多様化により、近年ではこういったフリープラン商品が増えている。

フリープランは安さが魅力!

さて、この「フリープラン」は、なんと言っても安さが魅力である。6月の平日の東京発を例に、具体的な例を見てみよう。
日本旅行「赤い風船フリープラン」の「JRのぞみで行く広島・岡山・山口・香川」という商品で広島に3名で一泊旅行をするとする。
 
設定されている宿泊施設の中で、最も安い「ホテルユニゾ広島」「コートホテル広島」を利用した場合の旅行代金は、1人21,900円である。往復のぞみ号指定席を利用し、さらに宿の代金を含めた値段だ。
 
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これがどれだけ安いのか、JRで乗車券類を普通に購入した場合と比較してみよう。東京都内~広島市内まで、フリープランと同じのぞみ号指定席を利用すると、片道で18,550円(乗車券11,340円、のぞみ指定席特急料金7,210円)だ。往復利用だと44,820円(往復割引適用)である。

ここに、先述のレベルのホテルを別途予約すれば、3名1室でも5万円弱はするはずだ。

 
これらから考えると、フリープランが普通にきっぷを買って往復するよりどれだけ安いかがおわかりいただけるだろう。片道運賃にプラス3千円少々で往復でき、しかも宿付きとなってしまうのだ。
 
新幹線の例を紹介したが、航空機利用のプランでも同様に安くなるプランは多数ある。
 
普通運賃の航空券より安くなるのはもちろん、旅割・先得といった割引運賃の利用に宿を別途で付けるより安くなることが多い。

お得だけど、注意点もたくさん

さて、このようにお得なフリープランであるが注意点も多数ある。
 
新幹線や列車利用の場合だと、例えば指定していた列車に乗り遅れてしまった場合、通常のきっぷであれば後続列車の自由席が利用できる制度があるが、フリープランで利用するきっぷ(乗車票)ではこの制度は適用されないので、乗車券を含めて買い直さなければならない。
また、実際に列車に空席があっても、フリープランは限定枠であるため「すでに満席」となる場合もある。
その他にも、販売場所やキャンセルの取扱いが普通のきっぷとは異なる点が多々あり、当日キャンセルは50%の払い戻し手数料がかかるので気を付けなければならない。
これまで、列車や飛行機を使うとなったら列車やホテルを別々に予約していた方は、一度、旅行会社のパンフレットにも目を通してみてはいかがでしょう?