東京・大阪間を往復するときにちょっとお得な「通」のワザ!

ana

東京と大阪間を、月に数回往復するという人もいるでしょう。

この区間は、新幹線、航空機、高速バスなどといった交通機関があり、値段も様々。

近年ではスカイマークが成田・神戸線を980円から販売したり、「500円ツアーバス」、青春18きっぷの利用など、「東阪間をいかに安く移動できるか?」という課題は旅行者の間で「半永久的」なテーマになっているともいえます。

東京ー大阪間を安く移動する!というのなら、980円航空機や500円バスなどを利用するのが最も経済的ですが、期間や座席数が「限定中の限定」で、ほとんどが発売直後に売り切れてしまいます。

パックツアーや割引運賃を使うとしても、数日前までには発売を終了してしまう商品が多く、「盆暮れ正月」といったピーク期には設定がなかったりすることも。

そこで、今回は新幹線で「当日」や「ピーク期」にちょっとでも安く、東京ー大阪間を移動するテクニックを紹介します。

金券屋で回数券のバラ売り…という方法もありますが、急に金券屋を探すのも特に東京では面倒なもの。さらにピーク期は回数券が利用できないので、「普通にJRの窓口で買うしか方法がない」という場合などに頭の片隅に入れておくと便利かもしれません。

真面目に買うと損!?

新幹線に乗る場合、「運賃+特急料金」を合算したものが乗車するのにかかる費用となります。

東京から新大阪で在来線に乗り換え、梅田エリアなど大阪市内まで利用する場合には、大人運賃で東京都区内~大阪市内で8,510円、これに東京~新大阪の特急料金5,240円(通常期指定席)を加えると、片道あたり13,750円となります。

運賃  :東京都区内〜大阪市内 8,510円
特急料金:新幹線指定席(通常期)5,240円(東京ー新大阪)

合計:13,750円(片道)/27,500円(往復)

さらに長い距離を買ってもお得なワケ

ここで、裏技の登場です。
 

JRには「往復割引」という制度があります。

これは片道601km以上を利用する場合には、運賃が1割引となるというものです。

東京駅から大阪駅の距離は556.4kmで45kmほど足りないので往復で買っても割引にはなりません。

そこでこのテクニックを使います。

それはわざと大阪よりも、神戸よりもさらに先の「西明石」までの乗車券を買ってしまうというもの。

東京から西明石の片道運賃は9,350円で、距離があるので大阪までより当然高くなります。

しかし、往復割引を適用すると1割引となるので片道あたり、8,410円となり、東京~大阪で買うより片道100円安くなる計算となります。

運賃  :東京都区内〜西明石  8,410円(往復割引)
特急料金:新幹線指定席(通常期)5,240円(東京ー新大阪)

合計:27,300円(往復) 往復200円お得!

これは、往復利用限定で使える技なので、往復だと200円だけですが安く買うことが出来ます。もちろん、新大阪や大阪駅は経路上の途中駅なので「経路上のこの先、ここまでは権利放棄」ということで、乗り降りすることが可能です。

すなわち、「乗車券は西明石往復、特急券は新大阪駅往復」といった買い方をすると、往復で27300円で新幹線を利用することが出来るのです。もちろん、新神戸往復でも「西明石マジック」は適用できます

さて、このテクニックにはさらなるメリットもあります。大阪を目的地として予定していたけど西明石方面の神戸などに用が出来たり、足を伸ばそうと思った時はそのきっぷがそのまま利用出来ます。

長距離のきっぷの場合、「途中下車」をすることができ、新大阪駅で降りるときには、改札機から切符が返却され、そこから先に(西明石方面に)移動する場合にも利用出来ます。

応用すれば、奈良方面でも東京方面でも使える!

逆に注意点としては、通常の「東京都区内~大阪市内」のきっぷと違い、大阪市内であっても天王寺など東京~西明石の経路に含まれない駅では出場出来ません。行先変更という取り扱いで精算機に入れたり駅員に申し出ることでそのまま降りられることもあるかと思いますが、やや高度なテクニックなので、慣れない方にはトラブルの原因となるのでお勧めしません。

例えば、天王寺で降りることがあらかじめ決まっている場合は、和歌山方面に「601kmライン」を伸ばすと、阪和線の「日根野」以遠が往復割引適用となります(東京からの運賃は西明石の場合と同じ)ので、そういった応用法を利用することをお勧めします。
また、逆に東京側で距離を稼ぐ方法もあり、大阪市内行きの乗車券の場合、東京駅利用が便利なエリアのJR駅だと川越、北本、新白岡、藤代、四街道、浜野、鎌取の各駅以遠が、大阪まで601キロを超えるので往復割引が適用となります。有効期間は10日間ですので、都内の方だと大阪に出かけた後、川越方面に行く予定があれば、帰りの乗車券が利用できることになります。(東京→川越を利用した後に大阪へ行って帰ってくることや、大阪から行って帰ってきた後に川越→東京の利用は出来ないので注意!)

目的地より遠くまでの切符を買うと高くなるのが基本ですが、逆に割引が適用となるこのようなケース知っているとお得ですよ!