JR西日本とファーストキャビン、夜行列車の個室をイメージしたホテル開業 今秋にも

JR西日本は、ファーストキャビンとの合弁で2月に設立した新会社「JR西日本ファーストキャビン」による、新たなキャビンスタイルホテルの新ブランド名について、「ファーストキャビンステーション」に決定した。

ロゴシンボルは列車をモチーフとし、カラーはブルートレインを想起させる濃紺とした。これまでのファーストキャビンのコンセプト「コンパクト&ラグジュアリー」はそのままに、夜行列車の個室をイメージしたキャビンスタイルホテルをコンセプトに展開。キャビンの基本デザインについても、夜行列車の個室を感じさせる仕様を予定している。

新ブランドの施設として、JR西日本の福利厚生施設だった大阪・阿倍野区の「安倍乃荘」をリノベーションした「ファーストキャビンステーションあべの荘」、「ホテルグラインヴィア和歌山」の宴会場の一部をリノベーションした「ファーストキャビンステーション和歌山駅」の2施設を今秋にも開業する。

JR西日本ファーストキャビンは、JR西日本が51%、ファーストキャビンが49%を出資し、資本金9,000万円で設立。代表取締役社長は、ファーストキャビン代表取締役社長の来海忠男氏。本社所在地は東京・千代田区のファーストキャビン本社。

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