新千歳空港勤務の男性職員、麻しんを発症し入院 接触で感染の可能性も

北海道保健福祉部は3月18日、新千歳空港国際線ターミナルの20歳代の男性職員が麻しん(はしか)を発症したと発表した、

男性職員は、3月11日に発熱症状が出現し、17日に医療機関から保健所に通報があった。同日から男性は千歳保健所管内の病院に入院している。北海道保健福祉部では、空港等で男性職員と接触した場合、麻しんに感染する可能性があるとして、症状が出た場合には医療機関を受診するよう呼びかけている。

麻しんに感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れる。2日から3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現する。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いという。