温泉につかったまま楽しむことができる「遊〜園地」、クラウドファンディングで実現へ

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温泉につかりながらジェットコースターや観覧車を楽しむことができる遊園地「湯〜園地」を大分県別府市に作るプロジェクトを、2月10日よりクラウドファンディングサービスを提供する「CAMPFIRE」で開始する。

2016年11月に別府市が、「湯〜園地」で温泉につかったままジェットコースターや観覧車で遊ぶ人々を描いた映像をYouTubeで公開し、「再生回数が100万回を達成した場合、実際に別府市内で”湯〜園地”計画を実行する」との公約を発表したところ、わずか3日で100万回の再生を達成し、話題を呼んでいた。動画は別府市内の遊園地「ラクテンチ」で撮影。源泉から12トンの温泉を運搬、別府市長のほか150名以上の市民がエキストラとして参加した。

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今回のプロジェクトでは制作資金1,000万円を募るもので、最終目標金額は1億円。支援額は3,000円から設定されている。支援者には「湯〜園地」の優先入園券や貸切券などの返礼品を用意した。支援者以外の入園はできず、1日に3,000名が入園できる広さとなる見込み。

募集期間は4月10日まで。開園予定日は7月29日から31日までの3日間で、浸かれるメリーゴーランド、かけ湯吊り橋、温泉スライダー、周囲の人も楽しめる温泉スプラッシュ、空中温泉アトラクション、湯ったりボート型アトラクション、ホットな温泉ジェットコースター、山頂を目指すケーブルカーの湯、家族風呂的観覧車などの設置を計画している。