エミレーツ航空、ドバイ〜アテネ〜ニューアーク線を開設 米業界団体は反発

エミレーツ航空(メイン)

エミレーツ航空は、ドバイ〜アテネ〜ニューアーク線を3月12日より開設する。

機材は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス304席の計354席を配置した、ボーイング777-300ER型機を使用する。

ギリシャ政府とアテネ国際空港の要請に基づくもので、ドバイ〜アテネ〜ニューアーク線が商業的に運用上実現可能であると結論付け、開設の決定に至った。「他の航空会社が長い間無視してきた強い消費者のニーズに応えられることを喜ばしく思う。」とエミレーツ航空はコメントしている。

アテネ〜ニューヨーク線はユナイテッド航空が2016年5月より季節定期便を運航しており、アメリカの業界団体であるオープン&フェアスカイは、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空の3社が政府からの補助金を受け取っており、オープンスカイ協定に違反していることは、アメリカの雇用にマイナスの影響を及ぼすという声明を発表している。

■ダイヤ
EK209 ドバイ(10:50)〜アテネ(14:25/16:40)〜ニューアーク(22:00)
EK210 ニューアーク(23:45)〜アテネ(15:05+1/17:10+1)〜ドバイ(23:50)

詳細はこちら