仮眠のバス運転士、起床できず7時間停車 乗客は新幹線で目的地へ

中国ジェイアールバス

1月21日、中国ジェイアールバスが運行する呉ドリーム大阪2号の運転士が、体調不良のため運行計画にない山陽自動車道福山サービスエリアで停車し仮眠したものの起床できず、その場に7時間10分停車したままだったことがわかった。

利用者数は17名で、前日の1月20日午後8時30分に呉駅を出発。小谷サービスエリアには予定より29分遅れの午後10時26分に到着後休憩し、午後11時17分に出発していた。本来の予定では、吉備サービスエリアで15分、三木サービスエリアで3時間の乗務員の休憩の後、三宮バスターミナルに午前5時11分、湊町バスターミナルに午前6時1分、大阪駅に午前6時21分、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)には午前6時56分に到着する予定だった。

利用者からの連絡で事態が発覚し、中国ジェイアールバスの管理者が現場に向かい、バスは7時間10分の停車後、福山駅に午前7時47分に到着。乗客は新幹線に乗換えて目的地へ向かった。

中国ジェイアールバスでは、「お客様には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。」としている。