デルタ航空と大韓航空、パートナーシップ関係強化 日韓線もコードシェア拡大

デルタ航空

デルタ航空と大韓航空は、2017年6月3日に運航を開始するアトランタ〜ソウル/仁川線で共同運航(コードシェア)を行うなどの、パートナーシップ関係を強化すると発表した。

デルタ航空は現在、ソウル/仁川とデトロイトとシアトルの2都市に週14便を就航しており、アトランタへの就航で週21便体制となる。機材はビジネスクラスの「デルタ・ワン」37席、プレミアムエコノミークラスの「デルタ・コンフォートプラス」36席、エコノミークラス「メインキャビン」218席の291席を配置した、ボーイング777-200LR型機を使用する。アメリカの142都市とアジア全域の33都市への接続を行う。

国際事業部門社長兼グローバルセールス執行副社長のスティーブ・シアー氏は、「デルタ航空と大韓航空は20年以上環太平洋パートナーシップを拡大している。我々はデルタ航空のアトランタ〜ソウル線はアメリカとアジアのリーディングキャリアとしての地位を強固にするものと信じている。」として、仁川国際空港はアジア最高のゲートウェイの一つであると讃えた。

両社はさらにコードシェアを拡大する。アトランタとアメリカとカナダの115都市を結ぶ路線とアトランタとニューヨークとサンパウロを結ぶ路線に大韓航空の便名を、ソウル〜サンフランシスコ・ヒューストン線とソウル/仁川と名古屋/中部や大阪/関西、沖縄/那覇を含む32都市を結ぶ路線にデルタ航空の便名をそれぞれ付与する。政府の認可が得られる見込みの2016年第4四半期にも開始を目指す。

■ダイヤ
DL89 アトランタ(13:05)〜ソウル/仁川(16:45+1)
DL88 ソウル/仁川(18:30)〜アトランタ(19:40)

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