ANAホールディングス、フィリピン航空親会社へ出資検討 日経報道

ANAホールディングスが、フィリピン航空の親会社であるPALホールディングスと資本提携を検討していることがわかった。日本経済新聞電子版が伝えた。

フィリピン航空は1941年にアジア初の航空会社として誕生。現在は日本とマニラ、セブを結ぶ路線を運航している。全日本空輸(ANA)とフィリピン航空は、2014年から共同運航(コードシェア)やスルーチェックイン、マイレージ提携などを開始しており、日本・フィリピン国内線の一部路線に両社の便名を付与している。フィリピン航空は航空連合に加盟していないものの、加盟に向けて検討を進めていることが報じられている。

ANAホールディングスは、2016年にベトナム航空の株式約8.8%を総額2兆4,310億ドン(約117億円相当)で取得するなど、アジアの航空会社への出資を通じて連携を強化している。ベトナム航空は日本航空(JAL)との連携を打ち切り、ANAとのコードシェアやマイレージ提携に切り替えている。

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