エア・ドゥ、国際線チャーター積極化 2019年度に国内線新路線開設へ

AIRDO(エア・ドゥ)は、「2017~2019年度 中期経営戦略 ローリングプラン」を策定した。

エア・ドゥでは、2016年3月に「2015~2018年度中期経営戦略」を策定し、特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の就航や、北海道にこだわった特色ある機内販売などを展開してきたものの、競争環境の激化や原油価格や為替相場などの外部環境の変化により柔軟に対応し、収益性の向上を図るため、中期経営戦略の一部を見直し、ローリングプランを策定した。

機材構成は、ボーイング767-300型機4機、ボーイング737-700型機9機の13機体制を継続。現在運航するボーイング767-300型機2機を、2018年度下期に同型機への更新を行う。残る2機の後継機も2018年度中までに、将来の機材プランを念頭に決定する。将来の国際線就航に向けて必要な要件整理を推し進め、国際線チャーターを積極的に行うほか、2019年度を目処に、現有機材の有効活用による国内線新路線開設を目指す。現在9円台後半のユニットコストの低減も実現する。

2019年度には、営業収入500億円、売上高利益率4.6%、当期純利益11億円を目指す。原油価格は1バレルあたり55米ドル、為替レートは1ドル115円を前提としている。

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