アメリカン航空、ベーシックエコノミー導入 世界10市場で2月から販売

アメリカン航空(メイン)

アメリカン航空は、新たに「ベーシックエコノミー」の航空券を、世界10市場で2月から販売を開始し、拡大していく。

「ベーシックエコノミー」は、現在のエコノミークラス「メインキャビン」のサービスに制限がある運賃で、「メインキャビン」と比較すると安価で利用できる。設定席数は各フライトごとに変動する。全便で提供するものではないという。

機内エンターテインメント、ソフトドリンクやスナックを提供し、座席は「メインキャビン」と同様であるものの、座席指定はチェックイン時に自動的に行われるほか、座席下に収まるハンドバッグや小型のバックパック1個以外の機内への持ち込みはできない。搭乗は一番最後となる。

大型手荷物はチェックインカウンターでの預け入れが必要で、1個目は25米ドル、2個目は35米ドルの預け入れ料金が必要。搭乗口まで持参した場合、通常の料金のほか、荷物1個あたり25米ドルのゲートサービス料金も徴収される。マイレージプログラム「AAdvantage」の上級会員やクレジットカード会員は小型スーツケース1個の持ち込みが可能で、無料の預け入れ手荷物枠、優先搭乗サービスは維持される。一方で、アップグレードはできない。変更や払い戻しはできず、AAdvantageのマイルは、飛行マイル数(EQM)と飛行区間数(EQS)は50%となる。

有料での座席指定は出発48時間前より受け付ける。13歳以下の子供が含まれる家族が含まれる予約は、子供が親の隣の席に座れるよう、フライトの数日前に調整を行う。

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