関西国際空港、第2ターミナルビル(国際線)を来年1月28日に開業

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関西エアポートは、関西国際空港第2ターミナルビル(国際線)の開業日を、2017年1月28日に決定した。

新設する「第2ターミナルビル(国際線)」は、ピーチと春秋航空の2社が利用する。物販店、飲食店、観光案内所、ATM、外貨自動両替機、海外旅行保険自動引受機を設け、物販店は日本の空港として初めてとなるウォークスルー型の免税店舗となり、化粧品、菓子、電化製品、タバコなどニーズが高い商品を集約する。ドラッグストア、時計の専門店も展開する。店舗面積1,640平方メートルのうち1,090平方メートルはウォークスルー型の免税店舗となる。

また、「スマートセキュリティ」システムも国内で初めて導入。トレーの移動を自動化し、利用者と空港の従業員がトレーを動かす手間を省くことができる「スマートレーン」、金属探知ゲートで追加の検査が必要となった利用者に対するボディスキャナーの設置、受託手荷物のインラインスクリーニングシステムの導入を行うことで、利用者の待ち時間は従来の3分の1程度となる。さらに、バス停留所の出発・到着場所を2ヶ所ずつ増やす。

現在の第2ターミナルビルは「第2ターミナルビル(国内線)」として引き続きピーチが使用する。年間処理能力は国際線は285万人、国内線は550万人。第2ターミナル全体の搭乗ゲート数はこれまでに10ゲートから21ゲートに増加する。

(画像提供:関西エアポート)