外務省、ヨルダン・カラク県内で注意喚起 観光地での銃撃戦で

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外務省は、12月18日にヨルダン南部のカラクで外国人観光客などが犠牲となるテロ事件が発生したことを受けて注意喚起を行っている。

事件は武装集団がパトロール中の警察官に発砲した後、観光地として知られるカラク城に人質とともに立て籠もったのち銃撃戦となった。現地当局はカナダ人観光客1人を含む10人が死亡、34人が負傷したと伝えている。ヨルダン国内には隣国イラクやシリアを拠点に活動するイスラム過激派組織の支持者が相当数いるとみられるなどの事情もあり、今後もヨルダン国内でテロが発生する可能性も十分にあるという。外務省は、最新の情報の入手や、ショッピングモールなどテロの標的となりやすい場所から離れるなど、渡航者や滞在者に注意喚起を促している。

ヨルダンでは、シリア・イラクとの国境にはレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」、その他の地域にはレベル1の「十分注意してください」の注意喚起を発出している。

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