都心から羽田空港を船で移動 船の利点を活かした「おもてなし」を強化

第4次舟運社会実験

東京都心と臨海部等を船で結ぶ第4次舟運社会実験に、羽田空港と横浜を運航する新たな航路が追加された。第4次社会実験は観光とおもてなしを同時に提供できる、水上移動航路の実現を検証する目的で10月末よりスタートしており、乗船人数は約500人に達している。

追加される航路は、羽田空港〜東京都心(秋葉原)を結ぶ遠距離コースと、羽田空港〜横浜を結ぶ工場夜景・工場見学コースで、どちらも5月から6月に実施された第3次実験で運航したコースとなる。羽田空港〜東京都心コースでは、乗船料金が第3次実験の4,990円から大幅に改定され、大人1人2,000円となった。途中に立ち寄る天王洲では別料金で軽食も楽しめる。羽田空港〜横浜コースのうち、横浜みなとみらいにある「ぷかり桟橋」に到達するコースでは、夕方に羽田を出航して京浜地区の工場夜景が楽しめる。またキリンビール横浜工場キリン桟橋に着くコースでは、ビール工場の見学が無料で楽しめる。乗下船場所でのサービスやイベント情報とともに、船上や街の見所も一冊でわかる「おもてなしガイドブックー舟から見た東京ー」も配布する予定。

実験運行期間は12月10日までで、申し込み方法は運航会社によって異なる。

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