商船三井フェリー、大洗〜苫小牧航路に新造船導入 個室増加やドッグラン新設

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商船三井フェリーは、大洗〜苫小牧航路の「さんふらわあ ふらの」「さんふらわあ さっぽろ」の代替船を、2017年5月と8月に就航させると発表した。

ジャパンマリンユナイテッド磯子工場で建造されており、全長199.7メートル、幅27.2メートル、航海速力24ノット(時速44.4キロ)、総トン数は約14,000トン、定員590名、積載能力は大型トラック約160台と乗用車約100台。

個室は現行船と比べて20%増加させた91室となる。最上階となる「スイート」「プレミアム」にはバルコニーを配置。「スーペリア」にはシャワーとトイレを完備するほか、「コンフォート」はプライバシーを確保したテレビ付きカプセル寝台となる。ドライバーズルームは完全個室化し、冷凍冷蔵貨物などへの電源設備を現行船と比べて60%増加させる。ペット同伴対応の個室とドッグランを新設するほか、プロムナードやレストランにはラウンジスペースを配置し、パブリックスペースも拡張。バリアフリーにも対応する。

新造船の就航後は、大洗発の出港時刻は1時間15分延発となる午後7時45分に変更される。苫小牧着は従来通り、翌日午後1時30分となる。苫小牧発の時刻は変わらない。

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