航空会社の”最上級会員”の男性、空港内で20匹の蟹を茹でさせる 台湾に持ち込みできず

キャセイパシフィック航空

香港や台湾紙によると、台北・桃園国際空港で、20匹の生きている蟹を台湾に持ち込もうとした台湾人男性が、国内に持ち込むために空港内で蟹を茹でさせたことがわかった。

男性はキャセイパシフィック航空の会員プログラム「マルコポーロクラブ」の最上級会員にあたるダイヤモンド会員で、空港ラウンジ内で蟹を茹でてもらうことを思いつき、さらに地上係員は適切な誘導を行わずに、出発階のラウンジに男性を連れて行ったという。しかし、ラウンジの運営は外部委託されており、拒否されたことから、別のレストランに助けを求め、茹でることに合意。しかし、レストランの係員は1匹だと思っていたものの、実は20匹あり、1時間近くかけて茹で上げたという。

台湾では生きている蟹を国内に持ち込むことはできないものの、茹でたものであれば罰金で済むといい、男性は茹で上げた蟹とともに、台湾に入国した。

台湾当局は、乗客が保安規定に違反していることから、キャセイパシフィック航空に対して罰金を課す可能性があるという。

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