茨城県橋本知事、茨城空港から相次ぐ撤退に「利便性アピール」へ 

茨城空港

茨城県の橋本昌知事は8月30日に開催した定例会見で、国際線の撤退が相次いでいる茨城空港について、戦略の練り直すかとの記者の問いに対して、東京への利便性の周知に務める考えを明らかにした。

橋本知事は、日本と台湾を結ぶ路線が急増し、過当競争に陥ったとの見方を示し、「利便性を十分に説明しながら航路の誘致に努めていきたい」と話した。また、東京オリンピックを控え、東京への需要が増大すると考えているとしたうえで、「羽田・成田で受けきれない状況が充分に予測される。石岡小美玉スマートインターチェンジから茨城空港への道路を整備すべく努力している。」と話した。成田空港の第3滑走路建設や、都心上空の飛行解禁による羽田空港の発着枠増加には触れなかった。

茨城空港からは、台湾の格安航空会社(LCC)のVエアが、茨城〜台北/桃園線が9月18日をもって撤退するほか、すでに中国南方航空の茨城〜深セン線も撤退している。

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