アジア太平洋航空​​協会のハードマン局長、クアラルンプール国際空港のターミナル間の空港税格差は不公平との見解

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アジア太平洋航空​​協会(AAPA)のアンドリュー・ハードマン局長は、クアラルンプール国際空港の第1ターミナル「KLIA」と格安航空会社(LCC)が利用する第2ターミナル「KLIA2」の空港税を統一すべきとの見解を示した。ザ・スターが報じた。

「KLIA」はマレーシア航空、「KLIA2」はエアアジアが主に利用している。過去にエアアジアなどのLCCが使用していたLCCターミナルと第1ターミナルはサービスレベルに差があったものの、現在は差がほとんどなく、不公平だとしている。空港税は「KLIA」は65マレーシアリンギット(約1,630円)、「KLIA2」は32マレーシアリンギット(約800円)と2倍以上の差があり、利用者の選択にも影響が出ているとみられる。特に短距離路線ではレガシーキャリアとLCCの価格差がほとんどない場合も多いものの、空港税に差があるためレガシーキャリアの割高感が否めないことも多いのは確かだ。

AAPAには、利用料金が割安であるKLIA2を利用するエアアジアは加盟しておらず、割高であるKLIAを利用するマレーシア航空をはじめとしたレガシーキャリアのみ加盟している。

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