滴滴出行、Uber Chinaを買収 ブランドと事業は継続

滴滴出行

Didi Chuxing(滴滴出行)は8月1日、Uber Chinaの中国本土でのブランドと事業、データを含む全資産を買収することでUberと戦略的合意に達したと発表した。

UberはUber Chinaの資産を売却し、合併会社の優先株式の5.89%を受け取る。滴滴出行の経済権益の17.7%に相当する。滴滴出行はUberの少数株を取得し、滴滴出行のチェン・ウェイ会長はUberの取締役会に、Uber創業者のトラビス・カラニック氏は滴滴出行の取締役会に入る。

Uber Chinaはブランドと事業を維持する。滴滴出行は中国国内の400都市以上で約3億人のユーザーに利用されている。タクシーのほかライドシェアの利用もでき、国内のシェアは民間車サービスでは87%以上、タクシー呼び出しサービスでは99%以上に達している。

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