スクート、東京/成田〜バンコク〜シンガポール線に就航を開始 他の日本路線でデイリー化目指す

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シンガポール航空傘下の格安航空会社(LCC)のスクートは、東京/成田〜バンコク/ドンムアン〜シンガポール線への就航を、きょう7月21日より開始した。7月20日にバンコク・ドンムアン空港を出発した便は、定刻より13分遅れの9時13分に成田空港に到着しい、折り返し便は定刻より25分遅れの10時25分に出発した。到着時にはウォーターキャノンでの出迎えを予定していたものの、渇水のため中止し、横断幕での出迎えに切り替えた。

これにより、スクートの東京/成田発着の路線は、台北/桃園経由とバンコク/ドンムアン経由のシンガポール行きのダブルデイリーとなる。また、大阪/関西〜高雄・バンコク/ドンムアン〜シンガポール行きを合わせて、日本路線は週20便体制。10月1日からは、札幌/千歳〜台北/桃園〜シンガポール線の週3便を合わせた週23便体制となる。東京/成田〜台北/桃園〜シンガポール線の就航からの搭乗率は85%以上、累計90万人以上が利用した。初便は出発、到着便ともに90%以上の搭乗率だった。

使用機材は、「2-3-2」配列のスクートビス21席と、「3-3-3」配列のエコノミークラス314席の計335席を配置した、ボーイング787-8型機を使用する。機内Wi-Fiや電源も有料で提供する。機内持ち込み手荷物は、エコノミークラスは7キロまで、PCが含まれる場合は10キロまでのもの1個、スクートビズは15キロまでのもの2個までは無料となる。

坪川成樹日本・韓国支社長は、今後の日本路線の展開について、現在就航している大阪/関西〜高雄・バンコク/ドンムアン〜シンガポール線と、10月に就航する札幌/千歳〜台北/桃園〜シンガポール線のデイリー化を目指す考えを示した。

就航を記念して、日本発着全路線を対象とした片道7,800円からの就航記念特別運賃を、きょう7月21日午前10時より販売を開始している。

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■ダイヤ
TZ291 東京/成田(10:00)〜バンコク/ドンムアン(13:50/15:50)〜シンガポール(19:30)/月
TZ291 東京/成田(10:00)〜バンコク/ドンムアン(13:50/15:50)〜シンガポール(19:15)/火・水・木・金・土・日
TZ292 シンガポール(21:20)〜バンコク/ドンムアン(22:40/00:55+1)〜東京/成田(09:00+1)/月
TZ292 シンガポール(22:00)〜バンコク/ドンムアン(23:30/00:55+1)〜東京/成田(09:00+1)/水・金
TZ292 シンガポール(22:00)〜バンコク/ドンムアン(23:35/00:55+1)〜東京/成田(09:00+1)/日
TZ292 シンガポール(22:00)〜バンコク/ドンムアン(23:45/00:55+1)〜東京/成田(09:00+1)/火・木・土

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