コインパーキングで他人の車の料金精算、都市部で約20% 8割弱が改めて精算

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日本自動車連盟(JAF)が実施した調査で、コインパーキングの精算時に他人の車の駐車料金を精算した経験がある人が、都市部では約20%に達することがわかった。

41,877件の有効回答から明らかになったもので、他人の車の駐車料金を精算した事がある人は全国平均で13.6%、コインパーキングの利用機会が多いとみられる東京・大阪・福岡の都市部では約20%となった。理由は「駐車枠番号の覚え違い/見間違い」との回答は58.3%、またその後の対応として「改めて、自分の車の精算をした」が77.9%と最も多い結果だった。

5月の1ヶ月間、ドライバーからJAFに寄せられた救援依頼のうち15件が、コインパーキングでフラップ板が上がったまま車を発進させようとしたとみられるトラブルだった。無理に発進させようとしたことで車体がフラップ板に引っかかって動かなくなったり、車体下部の燃料タンクを破損させたりと重大事故に繋がる可能性があるため、注意を呼びかけている。