DeNAと仏企業、イオンモール幕張新都心隣接地に無人運転バス導入 最大12人が乗車可能

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ディー・エヌ・エー(DeNA)は、フランスのEasyMileと提携し、私有地での無人運転バスを使用した交通システム「Robot Shuttle(ロボットシャトル)」の運用を8月からイオンモール幕張新都心に隣接し、イオンモールが千葉市から管理の一部を委託されている豊砂公園で開始する。

 「Robot Shuttle」は、EasyMileが開発した自動運転車両「EZ10」を利用した交通システムで、最大12名が乗車できる電気自動車が、予め作成した地図データ上に設定したルートを、カメラ、センサー、GPSを用いて車両の位置を測定しながら自動走行する。障害物を検知した場合は、距離に応じて減速や停車を行う。時速は最大40キロで走行できる。

EasyMileは、フランスの小型車製造メーカー。過去にはF1参戦の経験もあるLIGIER groupと、フランス国立情報学自動制御研究所を母体とするロボット技術開発企業のRobosoftの合弁で2014年に設立された。