HNAグループ、アコーホテルズの出資検討の事実なし 錦江グループの出資比率引き上げ検討

海南航空

HNAインターナショナルホテル&リゾーツマネジメントは、イビスやノボテルなどのブランドを展開するフランスのアコーホテルズの出資の話し合いを持っている事実はなく、今後話し合いを行う計画はないとの声明を発表した。

ブルームバーグによると、現在アコーホテルズの約15%の株式を保有している錦江国際酒店集団がアコーホテルズへの出資比率を29%に高める方針を示したもののの、フランスのオランド大統領は懸念を示している。すでに上海錦江国際酒店集団は約1,850億円で、ヨーロッパで第2位のホテルグループである、フランスのルーブル・ホテルズ・グループを買収している。

HNAグループのHNAツーリズム・グループは、115カ国・地域で1,400軒のホテルの22万室以上が稼働中か開発中のカールソン・ホスピタリティー・グループと、カールソンホテルの買収に合意している。