東京空港交通、国際線乗客のバス配車ミスで再発防止策発表 社長は減俸

東京空港交通

東京空港交通は、4月17日、台北/桃園から東京/成田に到着した、バニラエアJW104便の乗客を、誤ってバスで国内線到着ゲートに輸送し、入国手続きを経ずに乗客が入国したことを謝罪し、社内処分を発表した

同日は成田空港が強風のため、同機は名古屋/中部に一時着陸。給油の上、東京/成田に向かっていた。バニラエアは、入国手続きを経ずに入国状態となっている乗客全員に連絡を行い、順次入国手続きを行っている。

東京空港交通では、航空会社からのバスオーダーは変更を含めて国内線、国際線を明確にしたFAXによるやり取りとすることや、作成するバス配車票の記載事項を、航空会社がバス到着口に配置する担当者とバス乗務員との間で相互に確認を行ったうえで輸送を実施することなどの再発防止策を定めた。また、増井健人社長は減俸25%1ヶ月の社内処分とした。

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