青函トンネル、新幹線開業準備で全列車運休 きょうから4日間

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JR北海道は、3月26日の北海道新幹線開業を前に、開業4日前となるきょう3月22日未明から、開業準備のための地上設備最終切り替えを実施する。このため、切り替えを行う期間中、青函トンネルを走行する旅客列車の運転を停止する。JR北海道とJR東日本では、フェリーや航空機などの他の交通機関を利用するよう呼びかけている。

青函トンネルは1961年に着工し、27年後の1988年に開通した。建設時から新幹線の乗り入れを想定した設計となっていた。開通当時は快速「海峡」や特急「はつかり」が青森と函館の間を結んでいたものの、2002年に東北新幹線の八戸延伸に伴い、快速「海峡」は廃止された。

開業準備の開始に伴い、寝台特急「カシオペア」は3月20日、急行「はまなす」と特急「スーパー白鳥」「白鳥」は3月21日に運転を終了した。新幹線開業後、青函トンネルは新幹線と貨物列車のみの走行となり、在来線では本州と北海道間を往来できなくなった。

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