ANA、訪日外国人向けサイト「IS JAPAN COOL?」でバーチャル美術館開設 草間彌生さんら7組の作品

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全日本空輸(ANA)は、訪日外国人向けのプロモーションサイト「IS JAPAN COOL?」で、11個目となる「アート」をテーマとしたバーチャル美術館 『IJC MUSEUM』を開設した。

観光庁の『訪日外国人の消費動向』(平成27年10-12月期)によると、訪日で期待していることとして「博物館・美術館」と回答した人は12.7%で、全体の12位にランクインしており、上位の「日本の食事」や「温泉」の“宿泊”関連や、“爆買い”に見られる「ショッピング」、「自然景観・田園風景」や「伝統的な景観、旧跡」等の一般的な“観光”に次ぐ旅行目的となっており、満足度も82.9%と高いことから、海外の人々に日本が誇るアートの魅力を発信する。

草間彌生、天明屋尚、Nerhol、束芋、小畑多丘、名和晃平、池田学といった7組の日本を代表するアーティストの作品を、パーツごとにわけて作品の細部や素材感までわかるように3Dスキャンし、組み合わせるという方法で行った。作品によってはスキャン時に色合いが変わってしまうこともあり、目視などで実際の作品に近くなるよう、調整した。作品は実際の美術館では見ることが出来ない、真上など自由な角度から作品を観ることもできる。作品を展示する美術館も、実際に建築家が監修して設計した。

サイトは英語と中国語に対応しており、無料で利用できる。

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