ヴァージン・アトランティック航空機、飛行中にレーザー照射を受け引き返す

ヴァージン・アトランティック

ヴァージン・アトランティック航空機が、離陸直後にレーザー照射を受け、ロンドン・ヒースロー空港に引き返すトラブルがあった。BBCなどが報じている。

現地時間2月14日午後8時13分頃、ロンドン・ヒースロー空港発ニューヨークジョン・F・ケネディ国際空港行きのVS25便(エアバスA340型機)が、ロンドン・ヒースロー空港から西に6マイル、上空8,000フィート(約2,400メートル)付近を飛行中、地上からレーザー照射を受けた。安全上の理由から、この便はロンドン・ヒースロー空港へ引き返した。航空管制との交信には「離陸後にレーザー照射を受けた。パイロットの1人に医学的な問題が発生したため、ロンドン・ヒースロー空港に引き返す」という音声が記録されている。この便には乗客乗員267人が乗っており、乗客には宿泊地と代替便が手配された。

英国では航空機へのレーザー照射が数多く発生しており、2009年1月から2015年6月の間には8,998件以上が英国民間航空局(CAA)に報告されている。

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