航空機リース会社のエアロリース、国産旅客機「MRJ」20機の発注に向けた基本合意

MRJ

三菱航空機とアメリカの航空機リース会社エアロリース(Aerolease Aviation, LLC)は、MRJ90型機20機の確定発注に向けて基本合意したと、シンガポールで発表した。確定発注10機、オプション10機となる。両社は基本合意をもとに、早期に正式契約を締結する。

航空機リース会社との基本合意は初めてで、エアロリースへの納入は2018年からとなる予定。エアロリース社代表のJep Thornton氏は、「今回、MRJを選択した理由は、三菱の航空機製造における経験とその強固な財務基盤を高く評価していること。また、MRJが最先端の空力設計と画期的なプラット&ホイットニー社製のGTFエンジン、さらにはロックウェルコリンズ社のアビオニクスを組み合わせた優位性のある機体であることです。今後、MRJのパートナーとしてリージョナルジェット機市場でMRJのカスタマーベースを拡げていきたいと考えています。」とコメントした。

また、三菱航空機の森本浩通社長は、「今回、航空機リース会社であるエアロリース社と基本合意に至ったことは、MRJプログラムにおいて重要な意味を持つものと考えています。当社は航空機リースが今日の航空機産業において大変重要な役割を担っていることを充分認識して活動してきました。今回、プログラムの早い段階でエアロリース社をパートナーとして迎え入れられたことを誇りに思っています。今回の基本合意は、MRJの資産価値がマーケットで認められた証であり、今後のエアライン向けの受注活動にも大きく寄与するものと考えています。」と述べた。

エアロリースとの基本合意が確定すると、受注機数は確定233機、オプション170機、購入権24機の計427機となる。

(写真提供:三菱航空機)

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