思い出に残った旅ごはん、上位は北海道名物が独占 マルハニチロ調べ

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マルハニチロは11月2日から6日にかけて、年に1回以上旅行に行く20歳~59歳の男女1,000名に対して、「旅ごはんに関する調査」をインターネットで実施し、結果を公表した。

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年に1回以上旅行に行く人に対し、旅行に行ったとき、何を楽しみにしていることが多いかを聞いたところ、「食事・グルメ」が最も高い86.0%に。次いで、「観光スポット」が78.4%、「自然・景観」が58.2%、「温泉・お風呂」が52.3%、「ショッピング」が45.4%と続きました。旅行においては、“旅ごはん”(旅行先で食べるごはん)をほとんどの人が楽しみにしているということがわかります。

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次に、旅行先で夕食をとる際、どのようなお店で食べたいかを聞いたところ、友だちとの旅行では、「値ごろなお店」と「現地のB級グルメが味わえるお店」が4割半で上位に並び、予算を抑えて旅行を楽しめるお店が人気となっているようとなる。一方で「高級なお店」は5.3%と、友達との旅行では高級なお店は選択肢に入りづらいようとなる。

また、パートナー(恋人・配偶者)と2人きりでの旅行についても聞いたところ、「現地ならではの食材を提供しているお店」、「伝統的な現地の料理が味わえるお店」、「現地の雰囲気が味わえるお店」が上位3項目となりました。友達との旅行で人気のあった値ごろなお店やB級グルメを味わえる店は順位を下げ、一方で旅先ならではの店が上昇。また高級なお店に行きたい人も友達との旅行に比べ4倍に膨らんでおり、2人きりの旅行では予算よりも旅行の特別感を存分に楽しみたい思考が伺える。

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旅行先での飲食店を選ぶ情報源について聞いたところ、「旅行情報・観光ガイドサイト」が67.1%で最も高くなっている。次いで、「観光雑誌」が43.4%、「旅行のクチコミサイト」が38.3%、「宿泊予約サイトの観光ガイドページ」が29.0%、「タウン情報誌」が23.0%で続きました。観光ガイドサイトやクチコミサイトなど、インターネット上の情報が活用されている一方で、雑誌や情報誌などまだまだ紙情報も健在であることが分かります。

旅行頻度別にみると、旅行に行く頻度が高い層では、「旅行のクチコミサイト」や「旅行先に関する記載がある個人ブログ」を参考にしている割合が旅行に行く頻度が低い層に比べて非常に高くなりました。その他の情報も行く頻度が低いそうに比べ割合が少なからず高くなっており、旅行頻度が高い層は多くの情報源から飲食店の情報を取得し、その中から自分の行きたい店を選んでいることが分かります。

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最後に思い出に残っている国内料理について聞いたところ、1位は「沖縄そば」、2位は同数で「ジンギスカン」と「かに料理」、4位は「海鮮丼」、5位は「うに料理/うに丼」となりました。トップは沖縄県民の“ソウルフード”とも称される沖縄そばとなりましたが、それ以外はすべて北海道がランクインしており、「食の大地」北海道の料理は旅行の思い出に残りやすい事がわかります。

都道府県別に集計すると、1位は2位以下に大差をつけて「北海道」でした。2位は料理別の集計ではトップになった「沖縄県」、3位はうなぎ料理や金目鯛などの回答が多くみられた「静岡県」、4位は豆腐料理や湯葉料理、抹茶スイーツなどの回答が多くみられた「京都府」、5位は伊勢海老や松阪牛などの回答が多くみられた「三重県」となりました。

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