訪日外国人に人気の都市、前年からの伸び最大は熱海 楽天トラベル調査

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楽天トラベルは、2015年に人気が急上昇した「訪日旅行先年間人気ランキング」TOP10を発表した。このランキングは楽天トラベルの外国語サイトでの宿泊実績をもとに前年同期比でランキングにしている。

栄えある第1位は静岡県の人気温泉地である熱海エリアとなりました。熱海エリアは「熱海温泉」が「人気温泉地ランキング」で2014年・2015年と連続で全国1位に輝くなど、日本を代表する人気温泉リゾート。温泉だけでなく、目の前に広がる海や海の幸、一年をとおして楽しめる花火大会などイベントも豊富で、歩いて巡ることができる神社や商店街など、日本独特の観光スポットも多数あることが人気の理由のようとなる。

今年、博多港に寄港したクルーズ船の乗客が初めて年間100万人を突破した福岡県から、 揃って2・3位に2エリアがランクインした。福岡県は県全体で前年同期比+132.9%と急増しており、特に中国人の「爆買い」で賑わう「キャナルシティ博多」のある福岡市エリアへの予約が増え、周辺の北九州市内エリアにも波及している。北九州市エリアでは「実在する世界の美しい場所10」にも選ばれた河内藤園や門司港レトロ地区などの観光地も人気となっている。

4位には長野・軽井沢エリアがランクイン。アウトレット・モール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」や「旧軽井沢メインストリート」など、観光客向けのショッピングスポットが充実しており、訪日外国人に人気となっている。

■訪日旅行先年間人気ランキング ※括弧内は伸び率
1位:静岡県熱海(+282.7%)
2位:福岡県福岡市・糸島(+209.3%)
3位:福岡県北九州市内(+208.7%)
4位:長野県軽井沢・佐久・小諸(+206.5%)
5位:京都府嵐山・太秦・高雄周辺(+199.1%)
6位:愛知県栄・錦・名古屋城(+194.4%)
7位:京都府祇園・東山・北白川周辺(+191.7%)
8位:東京都御茶ノ水・水道橋・飯田橋(+162.2%)
9位:東京都東京西部(+153.7%)
10位:大阪府心斎橋・なんば・天王寺・市内南部(+147.9%)

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