持ち主不明の3機のジャンボ機、中国の貨物航空会社が関与? 空港会社が声明

KUL

クアラルンプール国際空港に放置されている、3機のボーイング747-200F型機の持ち主に対して引取りを求める広告を、空港運営会社が掲載した。

機体記号は「TF-ARM」「TF-ARN」「TF-ARH」で、いずれも航空会社のロゴなどは消された状態でB61、B62、M3スポットに駐機されたままとなっている。

航空機を売却するか廃棄するとしているものの、滞納している駐機料を回収するため、持ち主が14日以内に名乗り出た上で何らかの処分を行わない場合は空港会社は機体を売却したい考え。すでに生産を中止している機体で、飛べる状態なのか、買い手が現れるのかはわかっていない。

一部の機体は、エア・アトランタ・アイスランドからマレーシア航空貨物部門のMASカーゴにウェットリースで貸し出されていた。ブルームバーグによると、2010年4月に契約満了となっている。

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