アメリカン・エアラインズ・グループ、過去最高の四半期利益計上

アメリカン・エアラインズ・グループは、2015年第3四半期の業績を発表し、過去最高となる四半期利益を計上したことを明らかにした。

売上高は前年同期比3.9%減の107億米ドル(約1.29兆円)、純特別費用を除く純利益は同54%増の19億米ドル(約2,290億円)だった。また、GAAPベースの純利益は同80%増の17億米ドル(約2,049億円)だった。希薄化後1株あたりの純特別費用を除く純利益は2.77米ドル(約334円)となった。主に、燃油費が4割以上減少したことが寄与した。

その他、同期には15.6億米ドル相当となる3840万株の普通株の買い戻しと、2016年末までの20億米ドルの株式買い戻しを承認。アメリカン航空とUSエアウェイズの合併によるシステム統合は10月17日に行われ、USエアウェイズの名称とウェブサイトの使用を終了。これに伴う運航への影響はなかった。また、16機の主要路線向け機材と15機の地方路線向け機材を受領し、36機の主要路線機材と9機の地域路線機材を退役させた。

ダグ・パーカー(Doug Parker)最高経営責任者(CEO)は、「アメリカン航空の社員が一丸となった素晴らしい業務の成果として、再び過去最高の利益を計上できたことを非常に喜ばしく思っている。また、運航に一切影響を及ぼすことなく、アメリカン航空を単一の予約システムへと移行させた驚くべき成果を特に誇りに思う。担当した社員達の優れた取り組みにより、世界最高かつ最大の航空路線網である、新しいアメリカン航空のすべての路線を、お客様にさらにスムーズにご利用いただけるようになりました。」と述べた。

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